北海道大学発、
AIとデータで拓く
次世代医学研究の
フロンティア

ひと・AI/DX・しくみの三位一体的整備による
次世代AI活用・データ駆動・情報循環型
医学研究の戦略的推進

事業概要
ABOUT
THE PROJECT

本事業「PRISM-HU(Platform for Research Innovation and Support in Medicine – Hokkaido University)」は、日本の医学研究における国際競争力の低下に対する危機感を出発点に、研究者が創造性を発揮できる「真の研究時間」を確保することを目的とします。研究者は診療や教育、事務など研究以外の業務に加え、北海道の広域医療を支えるための長距離移動にも時間を取られがちです。

この課題に対し、本事業は「人材」「AI・DX(デジタルトランスフォーメーション)」「制度・運用(しくみ)」の三つの柱で研究環境を抜本的に再設計します。

第一に、データマネージャー、AIプログラマー、メディカルライター等の専門人材を配置し、研究計画からデータ管理、解析、論文作成まで研究プロセスを一気通貫で支援します。
第二に、機密性の高い医療情報を安全に扱えるローカル大規模言語モデル(LLM:Large Language Model)等を導入し、診療記録作成の支援や解析業務の自動化・効率化を進めます。
第三に、「研究専念時間」の制度化や、遠隔診療・遠隔カンファレンスの活用による移動負担の軽減を進め、研究に没頭できる環境を整備します。

これらの基盤の上で、12名の若手研究代表者(PI:Principal Investigator)が「分子・基礎医学チーム」「画像・臨床医学チーム」「ビッグデータ・オミックス研究チーム」の3チームを編成し、空間分子情報の統合、AIによるヒト表現型(phenotype)の定量化、電子カルテ等のリアルワールドデータ(RWD:Real-World Data)の統合といった先端的アプローチにより、基礎と臨床をつなぐ次世代のデータ駆動型研究を推進します。

私たちは、得られた成果と支援体制を「北大モデル」として全国に展開し、日本の科学技術力の底上げに貢献することを目指します。